
ルミネアーズは歯の変色や並びを改善するラミネートベニアと同様の効果をもつ治療法。ラミネートベニアより安全性が高い治療法と言われています。両者の治療を比較しながら、詳しく解説していきます。
ルミネアーズをやり直したという事例はほとんど見つかりませんでした。そもそもルミネアーズはラミネートベニアの欠点をカバーするようにつくられた治療法で、高い安全性と効果が期待できます。ではラミネートベニアにはどのような失敗事例があるのか見てみましょう。
ラミネートベニアは歯の負担を最小限に抑えるために高い技術力が必須。スキルのない歯科医が行なうことで歯の表面を削りすぎたり、削りが粗くて他の歯との境目ができて目立ってしまうというような失敗事例があります。
ラミネートベニア治療により歯の仕上がり状態が悪くなると、唇の内側と接触してしまい口内炎ができる原因にも。その他にも歯に貼りつけたシェルが割れてしまったり、麻酔が効かずに痛みが生じてしまったりするなど様々なリスクが伴います。しかし、ルミネアーズ治療はそのようなリスクを回避することができ、長期的に変色や虫歯の防ぐ効果があります。
ラミネートベニアはチップを貼りつける前に歯の表面を削らなければならないのですが、スキルのない歯科医による施術を受けることにより、失敗するリスクが高くなります。一方のルミネアーズは削らない施術法なので、歯への負担が軽減されます。
施術に成功したとしても最大2mm程の厚さがあるチップを装着するため、装着時に違和感があります。しかし、ルミネアーズが装着する厚さはわずか0.5mm程度。違和感を覚えることがありません。
このようにルミネアーズはラミネートベニアの欠点部分を改善した治療法です。ラミネートベニアのように健康な歯を削ることもなく、貼り付ける膜は0.5mmとコンタクトレンズより薄いので違和感を覚えることもほとんどありません。そして何より、長期的に変色や虫歯を予防する効果も。歯を削りたくない人やホワイトニングで定期的に通うのが面倒という方にもルミネアーズ治療が最適でしょう。
ただし、ルミネアーズを装着する歯に虫歯や歯周病がある場合は治療ができないことも考えられます。また、歯の状態によってはセラミッククラウンやラミネートベニアを組み合わせて行なうこともあることを理解しておいてください。
このようにルミネアーズはラミネートベニアの欠点を改善した施術法で、最近はルミネアーズ治療を受ける人も増えています。安全性が高いとはいえ、信頼したクリニックを選ぶことは大事なこと。顔・歯のバランスを考えてくれたり、他院修正もできるような技術力の高いクリニックを見つけましょう。
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